健保のしくみ
医療費の領収証・明細書について
被保険者とその家族(被扶養者)が受診した際、医療費の内容がわかる「領収証」と「明細書」が発行されます。
領収証には「初・再診料」、「検査料」、「投薬料」など大まかな医療費の内訳が記載されています。さらに詳細な明細書(診療明細書)には検査の名称や回数、薬剤名など細かい内容が記載されています。医療機関や薬局は領収証や診療明細書を原則として無料で発行することになっているので、医療機関にかかった際にはぜひ内容をチェックしてみてください。
「領収証」「明細書」のメリット
- 治療内容が大まかにわかる
- 医療と医療費への関心が高まる
- コスト意識をもった医療の受け方につながる
なお、被保険者とその家族(被扶養者)が、1年間(1月1日~12月31日)に支払った医療費の合計が一定額を超えた場合、確定申告で「医療費控除」を受けることができます。申請の際には領収証等が必要となりますので、手元に保管しておくようにしましょう。
医療費通知について
被保険者や被扶養者の方が保険証で診療を受けたときの医療費や予防接種費用補助金などの給付金を、「医療費と給付金支給額のお知らせ」(医療費通知)として3ヶ月毎にとりまとめ、配付しています。(3月、6月、9月、12月の年4回)